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4月号の配達→3/31日午後2時頃スタート

先ほどデータを印刷所に入稿しました。
既にシルバーネットのHPからPDFで4月号をご覧いただくことができます。

印刷所からは31日午後2時頃にシルバーネットが納品され、配達はその直後からスタートします。3日間かけて、今回は通行止めとかにもほんろうされながらの配達になると思います。途中で給油が必要になれば、ロスタイムも出てしまうでしょう。公共施設もまだ閉鎖中のところが多く、メール便も止まっているので、さらに設置時期は遅れるところがあるでしょう。お電話いただければ、だいたいどのくらいの時間に◎◎に配達されるかお教えすることもできます。今回はNPOの方にも配布をお手伝いいただきます。弊社に来ていただければ、まとまった枚数を差し上げることもできると思いますので、そのような方はご一報ください。

シルバーネット☎022(274)1004
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地獄を見た

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 急きょ雄勝町に行ってきました。親戚筋から避難所に居る義父母が迎えに来て欲しいと言っているという電話が入り、シルバーネットの配達用に温存していたガソリンを目をつぶる思いで使うことに。道路が寸断されているので走ったことのない山越えの峠道を「その車じゃ通れないかもよ」と途中で道を尋ねた人に言われながらも妻の軽自動車で行ってきました。山道をぐるぐる走り続けた後、視界が異様なほど開けた時に見えた光景は、まさに地獄絵(写真)。見渡す限り、がれきとひしゃげた車、家の一部と分かる大きな残骸、2階まで全ての窓が吹き飛んだ小学校、公民館の屋根の上に乗った観光バス。不気味な静けさと、風に揺れるビニール、頭上をかすめる自衛隊ヘリの爆音は枕経のようにも聞こえました。いつも通っている道に面影は無く、必ず立ち寄っていたコンビニは曲がりくねった赤い鉄骨だけとなり、田舎町で頑張っていた本屋も寿司屋もその他の建物も全て消えていました。現実感の得られない、圧倒されるばかりの廃墟。人情にあふれ、ホタテや牡蠣といった海の幸に恵まれた自慢の古里だったのに。
 雄勝を越えて3分ほどで義父母のいる小さな漁村水浜へ。津波は高台にある義父母の家にまで襲いかかり、一階をえぐり取られて住めない状態に。魚や野菜を仙台の我が家まで運んでくれた白いセドリックも流されて、斜面に宙づりのように。他の家々もほぼ全滅。妻の同級生の両親は未だに行方不明、最初の波が収まったところで貴重品を取りに家に戻って第二波に飲み込まれた人もいたとか。唯一うれしい誤算というか、義父母が思っていた以上に元気そうだったのが救いでした。

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 4月にオープンする予定だったという「雄勝保育所・雄勝子育て支援センター」も無惨な姿に。一度も利用されることのなかったこの建物は、まさに雄勝町の未来と希望を担う象徴であったはず。子育てに恵まれた環境を作り、若者が仕事をしやすいようにして、次代を担ってもらいたいと…。今はだれ一人思い描くことの出来ないそんな未来だけど、いつか下を向くこともなくなり、街への愛を失わなければ、もしかしたら、海の人たちは強いから…。

読者の安否

 さきほど鹿島台のTさんから電話があり、「東松島市のKさん(一人住まいの女性)を避難所で見つけて家に連れて行くから」と高揚した声で嬉しい連絡。お二人とも熱心な愛読者で、私もKさんの住む地域が被災されていることを知り何度か携帯にも電話していたのですが、生きていてくれてホッとしました。
 他にも、シルバーネットをお届けしている老人会のうち3つの地区(荒浜・蒲生)が津波で跡形もないので、安否が気になっています。無駄とは思いつつ電話もしてみましたが、なにしろ集落全体が無くなってしまったわけですから出るはずもありません。命だけでも助かっていてくれれば…、新しい紙面をお届けできることを願っています。

激励ありがとうございます。

 読者の皆様、クライアントの皆様、随分前にシルバーネットを通じてお世話になった方や知り合った方などからも、お見舞いや激励のお電話お手紙をたくさん頂戴しました。ありがとうございました。
 どうぞご心配なく、シルバーネットは不滅です! 何しろマック(パソコン)と身体一つあれば何とかなる仕事ですので、こんな時こそ一段と燃える編集長になって皆さんの力になりたいと思っております。次号はどんな内容にしようかと思案中ですが、被災者の皆さんに参考になる、明日への希望を感じられるようなものにできたらいいのですが。
 一つだけ問題なのが、ガソリン。一昨日、スタンドに3時間も並んだ挙げ句「機器が故障して復旧の目処なし」と言われて無駄骨に。シルバーネットを全て配達し終えるには40リットルのガソリンが必要です。これを確保するための闘いは、まさに死闘になりそうな気配…。
 私事ですが、雄勝町の避難所にいる義父母からSOSが人伝にさっき届いたので、明日はすみませんが仕事をサボって救出に行って参ります。燃費のいい嫁さんの軽自動車で、いつもの幹線道路は寸断されてしまっているので通ったことのない「真野峠」という山道を突っ走ってきます。忘れられない一日となるかも知れません。

地震による発行日変更のおしらせ

このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

シルバーネットの次号についてですが、
いろいろと検討しました結果
発行を待ち望んでいる被災者の方も多いと思われますので
下記の通り少しずらしますが予定通り発行したいと考えております。
何卒、ご理解のほどお願い申し上げます。

発行日 3/25 → 3/31
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